OB・OG訪問の重要性と効果的なアプローチ

こんにちは!Penmark 就活 編集部です。

今回は就職活動を成功させるための重要なステップ「OB・OG訪問」の重要性と、それを効果的に行う方法を紹介します。

OB・OG訪問とは?

OB・OG訪問とは、実際に企業で働く人に対して、会社や仕事について話を聞くことです。この訪問を通じて、志望動機の説得力を増やすことができます。

OB・OG訪問が必要な人

リクルーター制度がある会社を受ける人

リクルーター制度を採用している金融、保険、インフラ、通信業界では、OB・OG訪問が選考の一部となっています。自分の志望する業界が当てはまるか情報を集めてみましょう。

人事から依頼されて社員が採用を支援する制度のことで、学生をカフェなどに呼び出して優秀者の絞り込みを行います。OB・OG訪問を兼ねた面接ともいえるでしょう。

OB・OG訪問の有無を重視する業界で就活をする人

商社、銀行、保険などの人気業界では、OB・OG訪問を通じた熱意が評価されます。

この業界では優秀な学生が内定を競い合うため「熱意」が重要視される場合があります。その指標として「OB・OG訪問」などを活用する傾向にあります。OB・OG訪問の有無が選考の予備選抜になる事も多く、少なくとも10人くらいはOB・OG訪問を実施する事をお勧めします。

仕事の仕方に譲れない条件がある・会社を「人」で決めたい人

特定の働き方やキャリアビジョンを持つ人は、OB・OG訪問でその企業が条件に見合うかを確認することが重要です。実際に働いている方とコミュニケーションを取る事で見えなかった実像がわかる事もあり入社後のギャップを埋める事にも繋がります。会社説明会などでは概要のみを伝える事が多いため、「この部署はこんな感じだけど、あの部署は全然違う」などOB・OG訪問でしか聞けない事がたくさんあります。貴重な機会を活かして自身が臨む条件に見合うかしっかりと確認してみて下さい。

能力重視の外資系企業などを受ける人

一部の外資系企業をはじめとして、何よりも能力を重視する会社が存在します。OB・OG訪問よりもあなたの能力が綿密に査定される場合があります。但しそのような場合でも、OB・OG訪問を通して実際の面接項目などアドバイスを直接受ける事でESや面接対策に繋がりますので積極的に情報収集をしながら対策を練っていきましょう。

具体的なステップ

OB訪問は就活生にとって、企業や業界の深い理解を得るための重要なステップです。以下に、効果的なOB訪問の方法を紹介します。

1. コネクションの作り方

就活イベントで社員とのコネクションを築きましょう。例えば、企業説明会で名刺をもらい、後日OB・OG訪問を申し込むことができます。名刺をもらう学生は少ないため、快く応じてもらえる可能性が高いです。

2. OB・OG訪問相手の探し方

訪問相手を選ぶ際は、知っている先輩や信頼できる人からの紹介、部活やサークルの名簿、中高の名簿、大学の就活支援課、企業HP、社員訪問のマッチングアプリ、SNSなどを活用します。関係性に基づいて相手を選ぶことで、より有意義な情報を得やすくなります。

3. 事前準備の重要性

質問を用意し、志望動機を含めたメールを事前に送付することが重要です。企業の採用HPや説明会で得た情報だけでなく、アニュアルレポート、決算説明資料、アナリストレポートなどを参考にして、多角的な分析を行います。OB・OGの所属やバックグラウンドを事前にチェックし、的確な質問を行うことも大切です。

4. OB・OG訪問の意義

OB・OG訪問は、社会人としてのスキルを磨く絶好の機会です。自らOB・OG訪問する社員を見つけ出し、事前準備をきちんと行う能力を身につけることで、社会人としてのスタートが切りやすくなります。

 

これらのポイントに注意し、計画的かつ積極的にOB・OG訪問を進めることで、より志望業界の理解を深めるばかりか、コミュニケーション能力の醸成も期待する事ができます。

この記事を書いた人

Penmark 就活 編集者 新卒でソフトバンクに入社。IT流通事業に従事した後、カーシェアリング事業の立ち上げ、ITマーケティング企業にて数々の採用案件に従事 現在はペンマーク 就活 編集として大学生に有益なTipsを日々更新、発信中