就活を始めたけど、何から準備したらいいかわからない。そんな2026年卒の方も多いのではないでしょうか。
「そろそろ就活準備をしないと!」と思っていても具体的にどんな事を念頭に行動すれば良いかわからない事も多いと思います。そこで今回は就活全体の流れや準備の進め方を中心にそのポイントを纏めましたので是非ご活用下さい!
2026年卒とは何年生を指す?
就活における2026年卒とは、2023年12月時点での現大学2年生を指しています。2026年(令和8年)3月に卒業予定の学生は「26卒」と呼ばれます。
26卒就活のスケジュール
25卒までの基本的な就活スケジュールは、「就活解禁日が3月1日、面接解禁日が6月1日」でした。一方26卒の就活から、一部の学生は「面接解禁日が3月1日」に変更となります。インターンシップを通じて専門性を判断された学生に限り、面接などの採用選考活動が3月から可能となりました。スケジュール変更対象のインターンシップとは、「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」と呼ばれます。就業体験を通じて、学生は自らの能力の見極めるために、企業は学生の評価材料を取得をするために実施されるインターンです。他にも、実施期間や実施時期などの条件があります
▼専門活用型インターンシップとは? ・インターンの種類:汎用的能力・専門活用型インターンシップ(※就活スケジュールの前倒しの対象は「専門活用型」) ・実施期間:2週間以上 ・実施時期:学部3年・4年ないしは修士1年・2年の長期休暇期間(夏休み、冬休み、入試休み・春休み) ※出典:内閣官房「2024年度(2025年3月)卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請等 ポイント P.2」
これらの情報は募集要項や企業ホームページなどで公表されていますので、事前に確認することがおすすめです。
全体のタイムライン
1,インターンシップの実施
・学部3年/修士1年の2024年夏から冬にかけて26卒対象のインターンシップが実施されます。
・企業にもよりますが、インターン情報の公開やエントリー受付開始は24年4月頃からスタートしています
・業界動向や具体的な仕事内容などについて直接話を聞けたり体験できたりするほか、現場で働く社員の方の雰囲気、カルチャーに触れられる機会となるため積極的に情報収集をして自身が興味ある業界のインターンに参加する事をおすすめします。
インターンシップには、大きくわけて以下の2種類があります。
長期インターンシップ
期間は3カ月以上で、おもにスキルアップなどが目的のインターンシップです。基本的に給与が支払われます。
短期インターンシップ
期間は1日から1カ月程度で、おもに企業の情報収集のためのインターンシップです。給与は支払われない事も多いようです。
短期インターンシップの対象は、大学3年生がほとんどです。しかし「長期インターンシップ」なら、多くの場合、大学1,2年生の学生も参加できます。
インターンシップは企業の業務を実際に体験する性質上、業務の難易度や責任はアルバイトとは当然異なります。また業種によっては採用と直結する場合もあるため、十分に情報を集め事前準備や応対所作などに注意しインターンに参加しましょう!
2,本格的な企業説明会や採用選考のスタート
→本格的に採用選考がスタートするのは2025年3月1日からとなります。
→大手就職サイトにて企業採用情報、会社説明会情報が多数公開されるのもこの時期です。
3,本選考(面接)の解禁
→2025年6月1日から企業の本選考(面接等)が解禁となり、選考通過者に対して内々定が出されていくというのが現行(25卒)の政府策定就職活動スケジュールの大まかな流れとなります。
→26卒はここからインターンシップに参加した専門人材は選考スケジュールが前倒しされ、2025年の3月から4月頃内々定が出される場合もあります。
※夏から秋にかけてのインターンシップに参加した学生のうち一部学生は早期選考を実施して内定が出るタイミングが早まる事もあります。
まとめ
近年の就職活動では、オンライン化の浸透や就活早期化の加速などいくつかの変化が生じています。新卒採用を行う企業にとって、インターンシップの実施時期やプログラム内容などはまだまだ検討の余地も多く、現状を分析したうえで2026年卒就活における選考スケジュール、選考プログラムの見直しを行うケースは少なくないでしょう。以下のポイントを抑えながら早め早めのアクションを心がけていきましょう。
1. 早期の準備と計画性
- 時期の把握: 企業の採用活動は年々早まっています。最新の採用情報に敏感になり、タイミングを逃さないようにしましょう。
- 計画的な行動: 就職活動のスケジュールを立て、目標を明確に設定します。いつ何をするべきかを計画し、適切な時間管理を心掛けましょう。
2. 自己分析とキャリアプラン
- 自己分析: 自分の強み、弱み、興味、価値観を深く理解することが大切です。これらをもとに、自己PRや面接での回答を準備しましょう。
- キャリアプランの策定: 長期的なキャリアビジョンを持ち、それに合った企業を選ぶことが重要です。
3. 業界研究と企業研究
- 業界研究: 志望する業界の動向、将来性、特徴を理解しましょう。業界の知識は面接での印象を左右します。
- 企業研究: 志望企業の経営理念、文化、事業内容、業績などを徹底的に調べ、自分とのマッチングを考えましょう。
4. スキルの向上と資格取得
- 専門スキルの習得: 求められる専門スキルを身に付けることで、他の応募者との差別化を図りましょう。
- 資格取得: 業界や職種に応じた資格を取得することで、専門性をアピールできます。
5. コミュニケーション能力の強化
- 面接対策: コミュニケーション能力は面接で特に重視されます。事前に模擬面接を行い、対策を練りましょう。
- ネットワーキング: キャリアフェアや業界イベントに参加し、人脈を広げることも有効です。
6. オンラインプロフィールの充実
- デジタルポートフォリオ: 自分のスキルや経験を示すオンラインポートフォリオを作成することで、魅力を伝えられます。
7. 健康管理とメンタルケア
- 体調管理: 長期にわたる就職活動は精神的、肉体的に負担が大きいです。十分な休息と栄養をとり、健康を維持しましょう。
- メンタルケア: ストレスマネジメントを行い、ポジティブなマインドセットを保つことが大切です。
2026年卒就活生は新卒採用企業の情報を早期からチェックし、できるだけサマーインターンシップ(2024年の夏実施)から参加できるよう行動計画を考えることが一層重要となります。
26卒向け情報の公開が本格化するまでの時間を活用し、社会についての理解を深めたり、自身のスキルアップに努めたりと、時間を有意義に使っていく事をおすすめします。
今後もPenmark 就活では学生のみなさまにとって役立つ情報を発信していきますので、是非ご活用ください。